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アロマ

aromathérapie < Partie 1>

aromathérapie < Partie 1>

アロマと聞けば、皆さんはどのようなことを思い浮かべるのでしょう。おそらく大多数の人は、「良い香り」「癒し」「マッサージ」「芳香剤」「リフレッシュ」などさまざまなことを思い浮かべるのではと思います。アロマオイル(精油)によって、心や身体に効果を与える。それこそがアロマ(芳香)テラピー(療 法)を合わせた造語「アロマテラピー」です。アロマオイルは、中世錬金術で偶然発見されたアロマオイルですが、その昔植物の効能としては古代に宗教儀式やミイラ作りにも利用されていたいました。こ日本におけるアロマの歴史はさほど古いものではありません。1980年代ごろから、アロマテラピーに関連した本が出版され始めたとされています。当初は、芳香剤やトリートメントが中心でしたが、現在ではアロマオイルを使用した様々な商品が販売されています。

また、1990年代ごろから、欧州を中心としたアロマオイルをベースに使用したイギリス式アロマテラピーやベルギー・フランス式のメディカルアロマテラピーなどが流行り始め、現在ではショップ、治療院、美容室、オフィス、ペットシップなど様々な場所で使用されており、知らない人がいないほどアロマテラピーは認知されています。そこで、今回から数回にわたり少しづつではありますが、アロマテラピーに関しての基本的なアロマオイルの知識を始めとし、心や身体の不調に効くとされるアロマオイルのブレンド方法など、あれば便利!ちょっとしたアロマグッズの作り方など紹介します。

第1回目は、アロマオイルの基礎的知識 ~アロマオイル一滴から、植物のパワーを感じて心身共にリフレッシュ~

Aromatic reed air freshener and spa stones on white table, space for text

アロマオイルは一般的に「飲む」といった使用方法はしませ ん。強い香り、蒸発、油に溶け水に溶けにくいのが特徴となります。効果を感じる要因としては、感覚器・呼吸器・消化器・皮膚と、いくつかの効果ルートがあります。香りを楽しみ効果を感じるのは、香りを鼻でかぎ脳で香りを認識し、視床下部に伝達されて、身体に伝わり反応します。他にも肺や皮膚から血液に入り、リンパに乗って全身を巡り、全身に効果が行き渡ります。植物の育った環境や生産地などで同じ種類のアロマオイルであっても微妙に差があり違いが出ることがあります。

アロマオイルは、使用方法に制限がかかるものもあります。例えば、妊娠中・生理中・子供・高齢者・高血圧・てんかんの人・敏感肌・光毒性などがあり、その時の体調や個人状況・体質などを慎重に確認し、使用方法に充分な注意が必要となる場合があります。必要であれば、予めパッチテストなどでアレルギーなど確認しておくと良いでしょう。また、香りの伝達の速さ強さにも違いがあり、複数のアロマオイルをブレンドして使用るる場合に は、これら知識を身につけておくと役立つでしょう。

天然のアロマオイルを使用する場合は、直接アロマオイルを肌に使用せずに、キャリアオイルなどで希釈してからマッサージなどで使用するようにしましょう。キャリアオイルも、植物からできていますが、アロマオイルとは違い優しくソフトに身体に作用するため、赤ちゃんにも使用でき、ベビーマッサージに使用されるなど一般的です。
デリケートなアロマオイルの保存方法と使用方法には、上記でも少し触れているように注意が必要です。

  1. 子供の手の届かない場所に保管する
    幼い子供が誤飲や瓶の破損などが危惧されます。安全な場所に保管しましょう。
  2. 子供への使用方法は、最善の注意を払う
    子供も禁止事項を守ればアロマテラピーを楽しむことができますが、基本的に1歳未満の子供や子供に使用禁止のアロマオイルの確認を充分にしてから使用しましょう。
  3. アロマオイルは飲まない
    決して飲んではいけません、誤って飲んでしまった場合は、すぐに医療機関の受診をしましょう。
  4. 使用期限を確かめて使用期限を過ぎたものは処分する
    パッケージに記載されている使用期限を守りましょう。アロマオイルは、柑橘系は通常1年未満とされ、それ以外は2.3年が多いとされていますが、開封してあるものに関しては早めに使いきりましょう。
  5. 保管は冷暗所で保管する
    アロマオイルは、紫外線・空気・高温・湿気などの影響で成分変化が起こる可能性が高いため、保管には冷暗所が最適です。夏場が、冷蔵庫に保管しても良いでしょう。
  6. 肌に使用する場合は薄めて、必要であればパッチテストを行う
    アロマオイルをマッサージなどに使用する場合は、必ずキャリアオイルで薄めてから使用しましょう。また、ブレンドなどした場合は、パッチテストなどで異常がないか確認することをお奨めします。パッチテストは、腕のやわらかい部分に24時間から 48時間放置しかゆみや赤みなど異常がないかを確認します。
  7. 専門店で購入する 今はインターネットで手軽に手に入れられるアロマオイルですが、安全性を考えてなるべく専門店での購入をお奨めします。また、専門店で購入することでアロマオイルに関してのアドバイスを受け取ることもできます。
  8. 火気に注意する
    アロマオイルは、引火する可能性があるため、火気を使用する場所に注意し、また、アロマウォーマーなど使用する場合にも細心の注意をはらいましょう。
  9. 効能や危険性を把握してから使用する
    妊娠中、高血圧、てんかんの人などは特に注意が必要となります。また、過敏肌の人にも注意が必要です。禁止事項を確認 し、過敏肌の人にはパッチテストをしてから使用しましょう。
  10. しっかりと蓋を閉める保管する 何度か使用しているうちに、アロマオイルがが蓋につき閉まりにくい状況になる場合があります。余分なアロマオイルは拭き取り、清潔に保ちましょう。
  11. 目に入らないようにする 万が一目に入ってしまった場合は、大量の水で洗い流しまし

    ょう。その後、医療機関での受診しましょう。

  12. その時々で好きな香りを使用する
    その時の体調は同じ人でも様々です。その時々に好む香り は、その時の体調によって左右されます。今必要な香りをチェックしてから、アロマテラピーを楽しみましょう。
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malice

いかがでしたでしょうか。今回はアロマオイルの基本的な知識を簡単に説明させていただきましました。次回は、アロマオイルの種類、香りの分類などご紹介していきたいと思います。

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占術師

2002年「文月まりす」としてデビュー。 後「malice」に改名。電話、雑誌、WEBなどで活動中。カードリーディングに鋭い霊感を発揮、タロット・オラクルカードの他カバラ数秘術・西洋占術・宿曜占術・姓名判断・ソウルカラー・レイキなど多岐にわたる占術を修める。認定心理士と趣味のアロマインストラクターの資格も取得。 ZOOMによるオンライン個人鑑定も承ります。

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